今年(2019)から新たなエコー(超音波画像診断装置)を導入しました。内部の骨の状態、筋肉や靭帯などの軟部組織の損傷による捻挫、肉離れの状態をより鮮明に把握できるようになっております。
また、エコーはレントゲンと異なり、関節や筋肉を動かしながら内部を観察することができる為、損傷部のリアルタイムな状態把握が可能です。
さらに、日数が経過した損傷の場合、損傷箇所を観察すると、新生血管が写っていることがあり、この新生血管が残っていると、まだ治りきっているとは言えず、再負傷の恐れがあります。スポーツ復帰の際の負荷をどのぐらいの強度にしたら良いかの指標にもなります。
捻挫や骨折など、対処(固定、アイシングなど)が早ければ早いほど治るスピードも早いです。負傷したらなるべく早く治療に来ていただくことをおすすめいたします。